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5色の星をもつ動物たちの物語第二弾「ちょぽん物語」は、
前編と後編の2回に分かれているよ。
まだ前編を読んでいない人は、画面の下のほうに前編があるので
ぜひ前編を読んでから、この後編を読んでみてね☆☆☆



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  ライ麦畑に放り投げられ、その傷ついた体の上をバッタたちに這いずられていたチョポンは、
すべての気力を失くして、ぐったりしていた。
落胆しているチョポンをあざ笑うように、バッタたちまでチョポンの体の上にフンをする。
――どうして、おいらが、こんなにみじめな姿にならなきゃいけねえんだ?
こんな姿で生きていくなら、いっそのこと、このまま死んだほうがましだ・・・。
チョポンは薄目を開けて空をあおいだ。
雨はすっかりあがり、まぶしいほど鮮やかな空がどこまでも広がっている。
少し前まで、あの空を自由自在に飛び回っていたことさえも、今となっては夢のように感じられる。
――オヤジさん、オフクロさんよ、心配ばかりさせて、すまねえ。
せめて一言だけでも、あやまりたかったが、もはやそれもかなわねえ・・・。
チョポンは心の中でつぶやく。
気がつけば、泣いたことなど一度もないチョポンの目から、大粒の涙がこぼれ落ちてくる。
チョポンはそれでも空をあおぎ続けているうちに、意識を失っていった。



「ねえ、パセリ。傷ついた鳥がいるよ。でも、もう死んじゃってるかも・・・」
コーギー犬がやってきて、チョポンに鼻を近づける。
その声に、チョポンははっとして、かすかに意識を取り戻した。
「あっ、まだ生きてる! パセリ、どうしよう?」
「どうしようって、助けてあげなきゃかわいそうでしょ」
パセリはラビのもとにかけよっていく。
ラビの足元には、羽根がむしられ、顔や体のあちこちに傷のある、無惨な姿のチョポンが
かすかに息を吐きながら横たわっていた。
「かわいそうに。誰かに襲われたんだね・・・」
パセリはチョポンをそっと抱き上げると、包み込むように声をかける。
「でも、安心して。もう大丈夫だから。わたしが絶対に治してあげる!」
チョポンはそんなパセリの声が聞こえてはいたが、返事をする気力もなくなっていて、
目をしばたかせながら黙り込んでいた。
パセリはその日、じいとばあやとラビ、それに護衛の兵士数人と、
雨あがりの午後、ライ麦畑に遊びに来ていたのだ。


パセリは傷つき息も絶え絶えの鳥を抱いて急いで城に帰ると、
すぐに自分の部屋に連れていき、ふかふかのクッションの上に寝かせた。
そしてすぐに医者を呼ぶよう、じいに告げる。choponpaseri01.gif
すぐに飛んできた医者は、患者が鳥だということが分かると、笑い声をあげた。
「これはこれは姫様・・・。わたしが診察するのは、この鳥ですかな?
鳥をお望みなら、こんなみすぼらしい鳥ではなく、
誰かにつかまえてこさせればいいでしょうに・・・」
「ううん、どんなに立派な鳥より、この鳥がいいの。
先生、お願い、治してほしいの」
パセリの必死の願いに、医者は申し訳程度に傷口に薬を塗り、水を飲ませた。
それでもパセリは喜び、医者にていねいにお礼を言った。
「鳥さん・・・、お腹がすいてるよね。何か持ってきてあげるから、待っててね!」
パセリが部屋を出ていくと、チョポンはラビにテレパシーで話しかける。
「あの女の子は・・・?」
「あっ、気がついたんだね。良かったー!
あの方は、アクア国の姫様、パセリだよ。青き星を持って生まれた方なんだ。」
「青き星を持った・・・」
チョポンはつぶやき、それからぎゅっと強く目を閉じる。
――こんなおいらを、“どんな立派な鳥より、この鳥がいい”と言ってくれたのが、
青き星を持った方だったとは・・・。
閉じたまぶたの裏に、パセリの笑顔が浮かんだ。
――アクア国の姫様であるのなら、もっといばっていて、もっとわがままで、
立派なものばかり欲しがったって不思議はない。それなのに・・・。
チョポンは今までの自分が恥ずかしくて、いたたまれない気持ちになる。
自分は何の根拠もないのに一族の間でちやほやされて、いい気になっていただけだ。
こんなにもやさしい姫様におつかえする誇り高き鳥として生まれたのに、
今の自分では、星を持つ鳥であることを名乗り出る資格なんかない。


そんなチョポンの思いも知らず、パセリは毎日一生懸命看病した。
やさしく声をかけ、おいしいものを食べさせ、羽根がはえるようにと祈りながら撫でてくれた。
パセリの必死の看病のおかげで、いつしかチョポンは傷も癒え、
体には羽根がよみがえり、前のように白く美しい姿に戻っていった。chopon01.gif
「まあ、すごくきれいな鳥さんだったのね・・・」
パセリは目を見開いて喜んだ。
チョポンはパセリをもっと喜ばせようと、部屋の中を羽根を広げて飛び、
ときには何度も宙返りをして見せた。
「あら、鳥さん、羽根に黄色い星のもようがついてるよ。ラビとおんなじ。
ラビのはピンクだけど。でも不思議。どうしてラビや鳥さんに星のもようが?」
パセリがまだ星のもようの意味も知らず、チョポンの黄色い星に気づいてから数日後、
突然、チョポンはパセリの前から姿を消した。
とうとう最後まで名乗ることもなく、さよならも告げずに・・・。


――こんな自分じゃいけねえ。こんなおいらじゃ姫様の役には立たねえ。
もっと自分を鍛えなければ。もっと努力をしなければ。
そして、いつか絶対に、姫様にご恩返しをするんだ!
飛び去りながら、チョポンは強く強く自分の心に誓っていた。



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「わたしは、まちがってました。生意気でした。うぬぼれてました。
これからは心を入れかえます。どうか、わたしを鍛えてもらえないでしょうか?」
チョポンはあえて、以前自分に襲いかかってきたタカとワシのところに行き、深々と頭を下げた。chopon04.gif
自分をあっけなくやっつけたタカやワシの強さが、自分にも欲しいと思ったからだ。
最初は疑っていたタカとワシも、チョポンの熱意に負けて弟子入りさせることにした。



「カラスの羽根を、そのクチバシで一本だけ抜き取ってこい! いいか一本だけだぞ!」
「飛行機よりも早く飛ぶんだ!」
「毎日、俺たちの仲間、三十羽ぶんのエサを用意しろ!」
タカやワシから与えられるさまざまな難題にも、チョポンは果敢に挑んだ。
何度も失敗し、何度も怒られ、小突かれ、食べるものさえ与えられなくても、
チョポンは絶対にあきらめない。

――すべては青き星を持った姫様のため!死にかけていたおいらの命を救い、
失いかけた希望や誇りを取り戻してくれた姫様に、絶対に恩返しをする!
そのためなら、何だってする!どんな苦しいことにも耐えてみせる!
そう願い、がんばり続けることが、ほんとうの誇り、ほんとうの強さなんだ・・・。
チョポンは自分に言い聞かせ、きょうも羽根を大きく広げて空を飛ぶ。




チョポンがようやくタカやワシから認められ、心を躍らせながら、
ふたたびパセリの城に舞い降りたのは、皮肉にもフラム国がアクア国を占領した日、
パセリが地球へと旅立った日のことだった。

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『パセリ伝説 ホームページ』だけの番外編、5色の星をもつ動物たちの物語第二弾、
チョポンの物語はいかがでしたか??


チョポン物語、ござえもん物語の感想など、
いつでもメールボックスやコメント欄でお待ちしていまーす!


さて、お次はいったいだれの番かな~?
どうぞ、お楽しみにね~!


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「おいらは、青き星を持った方におつかえする、七代目チョポンだぜー!」
チョポンは毎日そう声をはりあげながら、一族占有の空をわがもの顔で飛ぶ。

「おお、さすが、わが一族から生まれ出でた七代目チョポン、なんとまあ、美しいこと・・・」
代々、星を持つ鳥を生み出す由緒正しき一族のおばさん鳥たちは、
新たな星持つチョポンの誕生に、みな目を細めて口々にチョポンをほめたたえる。
「美しいだけじゃなく、気品もあるし、まぶしいくらいですわ。
やはり王家に伝わるオルゴールのマスコットに選ばれた初代チョポンの血を引く者ですもの。
ホーホホホホ・・・」
「ほんとうに。この頃はまたいちだんと、りりしさに磨きがかかってきましたわねえ」
おおげさなくらい皆、チョポンをほめちぎる。
チョポンは一族の誇りであり、自分たちの自尊心をくすぐってくれる存在だ。
それだけにチョポンの両親は、息子がうぬぼれることがないように、
そして青き星を抱く方にちゃんとおつかえできるようにと願い、
心を鬼にしてチョポンを厳しく育てた。
言葉遣い、礼儀作法、羽根の広げ方から、飛ぶ姿にいたるまで、
両親は一日中チョポンのそばについて、口やかましく注意する。
けれど、一族の鳥たちからのほめ言葉をシャワーのように浴び続けて育ったチョポンは、
十分すぎるほどうぬぼれ、大きくなるにつれ、両親に反抗するようになっていった。



ある日のこと。ささいなことで注意されたチョポンは、ついに切れた。
「やいやいやい、いちいちうるせえんだよ、オッカ―!」
「オ、オッカーですって?」
突然乱暴な言葉を吐いたチョポンに、お母さんは目を回し、思わず失神しそうになる。
チョポンは密かに、やくざな鳥たちの会話を盗み聞きし、研究していたのだ。
お父さんは烈火のごとく怒った。
「な、なんという下品な言葉を使うんだ、チョポン。
そんなことで、青き星を持った方におつかえ出来ると思ってるのか!」
「なんだと、オットー!おいらの強さや美しさはなあ、初代チョポン以上なんだぞ!」
「何を言うか、初代チョポンはもっと上品でありながら、
それは礼儀正しく強かったと聞いておるぞ。おまえのは、ただの空いばりだ」
「ふん、そうかいそうかい。だったら、おいらの実力がどんなものか、
世間に出て試してやらあ。せいぜい風のたよりに、おいらの評判を聞きやがれ。
じゃあな、あばよっ」
チョポンは両親に向かってはき捨てると、いきおいよく大空に舞い上がっていった。



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  それから数日、チョポンは自由の身を大いに楽しんだ。
空はどこまでも広く、果てしなく、誰もチョポンに口やかましく言うものもない。
お腹が空いたら、木の実や野草をつまみ食いし、香りのいい小枝を探し出して止まり、
川の水をのみながら、水面に映った自分の姿にうっとりと見とれた。
「ムフフフフ・・・。ああ、おいらって、なんてかっこいいんだろう・・・」
そんなチョポンの姿を見て、スズメやツバメ、ヒバリたちは、ひそひそとさえずりあう。
「あの鳥、さっきから水面をのぞきこんでは、自分の羽根のつくろいばかりしてるよ」
「見てよ、あの得意そうな顔・・・。いやらしいったらありゃしない」
いかにも蝶ネクタイでも結んでいそうな格調高きタカやワシも、
遠目にチョポンの様子をうかがっていた。
「アイツ、鳥社会の礼儀も作法もわきまえないで、いい気になっている。
いずれ思い知らせるしかあるまいな」

まわりに反感をかっているとも知らず、チョポンはのんびりと気ままに過ごしていた。chopon.gif
――それにしても、ちょっと退屈してきたぜ。
退屈しのぎに、いっそのこと、城にでも行って、
青き星を持って生まれてきたパセリとかっていう姫さんの顔でも見てくるか。
にやにやしながら考えていると、ふいに雨が降ってきた。
それはものすごい雨となり、森の中にはどこにも雨宿りできそうもない。
チョポンは気転をきかせて、いつか見たことがある山の斜面の穴ぐらの中に、
急ぎ飛び込んでいった。

 真っ暗な穴ぐらの中では、いくつもの目が鋭く光っていた。
「これはこれは、うぬぼれやのチョポンではないかな・・・」
低く、しわがれた声がした後、別のかん高い声が続いた。
「おまえさんは、空の仁義ってものを知らないようだな。
ここで会ったのも、何かの縁だ。
いい機会だから、少しは鳥社会の作法を覚えてもらおうか」
「な、なんなんだよ、いきなり・・・! ひきょうだぞ! 隠れてねえで、姿を見せろ」
気丈に叫んだチョポンの背後から、タカの鋭い爪が飛びかかってきた。
爪はチョポンの白い羽根をごっそりと引き抜く。
「い、いてえー! いてえじゃねえか!」
大声をあげたチョポンに向かって、今度は正面から、ワシが飛びかかってくる。
チョポンの額には二本の引っかき傷が出来、ぽたぽたと真っ赤な血が流れ落ちる。
「くっそー、おいらを誰だと思っていやがる。おいらはな、おいらは七代目・・・」
息も絶え絶えに、チョポンはかすれ声をあげた。
「ふん、星を持った鳥だろ。まだ手柄一つたてたわけじゃないのに、いばるんじゃない!」
最初に聞いたしわがれた声が響いたと思うと、
数羽のタカやワシたちがよってたかってチョポンの体を突っつき、引っかいていく。
あまりの痛みに、チョポンは気を失った。
「なんとまあ口ほどにもないヤツよ」
タカたちは冷たく笑いながら、
ぐったりしているチョポンをゴミのようにどしゃぶりの雨の中に放り出した。

体が落下していくのに気づいたチョポンは、あわてて羽根を広げようとしたが、
傷ついた羽根は両側にだらんとしなだれ落ち、
白かったそれはいまだ真っ赤にそまっている。
身体をよじってみたり、足でもがいてみたりしたが何の効果もなく、
チョポンはまっさかさまに地上に落ちていった。
落ちたところは流れ落ちる滝の上で、チョポンはなすすべもなく激流にのまれていく。



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いつしか雨はあがっていた。ふいに体が宙に浮いたかと思うと、チョポンは網の中にいた。
人間の男の声が聞こえてきた。
「あっ、鳥がかかっている。なんとも、ぶっさいくな鳥だなあ」
――ぶ、ぶっさいく? おいらが、ぶさいく? そんなはずがない。そんなはずは・・・。
心の中でチョポンはつぶやく。
「羽根もないし、体も傷だらけ。焼き鳥にしてもまずそうだ。さっさと捨てちまおうぜ」
声の後で、男の手が網の中で、チョポンをつかむ。チョポンは放り投げられた。

ドスンというにぶい音とともに、チョポンは柔らかなものの上に落ちた。
まわり中が、黄金色に輝いている。ライ畑のようだ。
たわわに実ったライ麦のあいだを飛び交っていたバッタたちが物珍しそうに集まってきて、
チョポンの体の上をはいまわる。
「や、やめてくれー。傷が疼くじゃねえか。やめてくれー!」
チョポンの叫び声も聞こえないのか、
バッタたちは新しいおもちゃを手にしたようにはしゃいでいる。

――くそーっ。バッタ野郎にまでバカにされてる・・・。これが、おいら? 
黄色い星を持って生まれた七代目チョポンかい・・・?
心の中でつぶやくと、チョポンはぐったりしたように目を閉じた。



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5色の星をもつ動物たちの物語第一弾「ござえもん物語」は、
前編と後編の2回に分かれているよ。
もし、まだ前編を読んでいない人は、画面の下のほうに移動すると、前編があるので
ぜひ、前編を読んでから、この後編を読んでみてね☆☆☆





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「山が変だ!なにか変な音がする!」
「ええっ?!」
兄さんたちの声に、おとっつぁんに続いて、ござえもんも外に出て、耳をすます。
かすかに、ドドドド・・・という低い地鳴りのような音が、どこからか聞こえてくる。
「ござえもん。すぐにパセリ様にお知らせするんだ!急げ!」gozaemon03.gif
おとっつぁんの声に押されるように、ござえもんはパセリの家をめざして走りだした。

  パセリの家が見えてくると、ござえもんはラビの名前を呼んだ。ラビが外に出てくる。
「ラビ!すぐにパセリ様に、いらしてほしいんだ!洞窟が危ない。
おとっつぁんたちが今、見張ってるんだけど、とにかく早くおつれしろって。」
息をきらせながら、ござえもんはラビに頼んだ。ラビの説明で、
パセリたちはペガサスとデュークに乗って、洞窟まで行くことになった。


  ござえもんが初めてパセリと川で出逢った春から、季節は夏を経て、冬へと変わっていた。
パセリたちの夏休みの林間学校で、ござえもんはパセリを青龍湖へ案内した。 そのとき、パセリはついにミラクル・オーと出会ったのだ。
「すごいじゃないか、ござえもん。やっぱり、おまえはあの言い伝えの五左衛門様の
生まれ変わりだったんだなぁ。」
そう言って、あの時おとっつぁんは、ござえもんの頭をぐりぐりっとなでたものだ。
そのあともござえもんは、家族みんなで青龍湖や洞窟をいつも守ってきた。
そしてお正月には、パセリとステファンを洞窟まで案内し、ラピスラズリを通して、
ようやくパセリと話すことができた。
「ぼくの名前は、ござえもんといいます。」
パセリは“ごんざえもん”と何度も名前を間違えたけれど、
ござえもんは初めてパセリと会話できたことがうれしくてならなかった。
このとき、ござえもんは秀人たちを怪しい人だと伝えたのだが、
「わたしは、秀人君を信じるよ。」
と言い切ったパセリに、ござえもんは春に川であこがれを抱いたパセリの姿を
重ね合わせていた。


  いったい山に何が起こったのか、もしも洞窟に何かあったら…。
そう思うと、ござえもんは気が気ではなかった。ペガサスが地面に降り立つと同時に
洞窟へ向かおうとした、そのとき。
ドドドドーン!と、おおきな爆発音がとどろいた。
「うわぁっ!!」
ござえもんはびっくりして、ひきかえす。そこへもう一度、ドドドーン!
という爆発音とともに、洞窟がある山が盛り上がって、火を噴いた!
――ああっ、洞窟が!ま、まさか?!
ござえもんたちに向かって、ものすごい熱風が吹きぬけていく。
「お、おとっつぁーん!兄さーん!!おとっつぁーーん!!」
そう叫びながら、ござえもんは洞窟へと走りだした。
「どうしよう、どうしよう…。まさか…、そんな…、いやだ、いやだよー!」
ござえもんは、とにかく洞窟への道を探した。今なら、きっとまだ間に合う。
ござえもんがさらに洞窟へと近づいていこうとしたとき、後ろからぐいっと
抱き上げられた。パセリだ。
「わかるよ。わかる。わたしだって、母国をはなれるときは同じだったもん。
父さまや母さまのことが心配で、城を出ていくのが悲しくってしかたがなかった。
でも・・・、でも・・・、これじゃあ助けられないよ、ごんざえもん!」
パセリに抱えられ、ござえもんは洞窟から離れていく。
山がさらに炎にのまれ、ドドドド…と音をたてて、くずれていく。
たくさんのラピスラズリのかけらが降ってきた。ござえもんはパセリの腕の中で、もがいた。
「お離しください、パセリ様!おとっつぁんが!おとっつぁんを助けなくっちゃ!おとっつぁーん!!」
山から次々にたくさんの動物たちが逃げ出してくる。
ござえもんは目をこらして、おとっつぁんたちの姿を探すが、みあたらない。
「おとっつぁん…。」
打ち消しても打ち消してもわき上がってくる不安な思いとたたかいながら、
ござえもんは歩き回る。
おとっつぁんや兄さんたちに似た姿をみつけては、かけよってみる。
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パセリが、ペンダントを握り締め、ミラクル・オーに祈りはじめた。
「洞窟のことはあきらめます。だから、ござえもんのお父さんをたすけて!」
こんなことになっても、自分のことより、ござえもんのために祈ってくれる パセリの気持ちがありがたくて、ござえもんは最後まであきらめまいと決心する。
「おとっつぁーん、にいさーん。どこー?どこにいるのー?おとっつぁーん。 何してるの、はやく出てきてよー!」
ござえもんは、声の限りをつくして叫び続けた。パセリの方を振り返ると、 ペンダントは一度炸裂しかけたが、すっと元の姿に戻ってしまった。
それを見たござえもんは、ふっと叫ぶのをやめた。
――あぁ、そうか。おとっつぁん・・・。兄さん・・・。みんなは、きっと、もう…。
ござえもんは、ぐっと奥歯を噛み締めて、炎に包まれている山があった場所を見つめた。
いっせいに飛び立ったたくさんの赤い鳥が、ござえもんの視界を赤く染めていく。
ござえもんは、赤い鳥たちがおとっつぁんたちを連れさっていくように思えた。
「ぼくは……、ひとりぽっち……」
そう、つぶやいたござえもんの体を、冷たい風が吹き抜けていった。



「すぐに帰ろう。この爆発は、ぼくらをおびきだして、家を留守にさせるためのものかもしれない。
万が一、地下室がねらわれたら、ぼくらはもう、なにもできないよ。」
焦ったように隼人が話しているのが、ござえもんにも聞こえてきた。
――パセリ様…。そうだ、パセリ様はぼくなんかよりも、もっと危険なんだ。
それでもアクア国やみんなを守らなくちゃいけないんだ…。
それなのに、ぼくはダメだ…、何の役にも立てない…。洞窟だってこんなことに…。
そう思ったとき。
“ござえもん、使命を生きる、今がその時だぞ。おまえを信じているよ”
おとっつぁんの声が聞こえたような気がして、ござえもんがハッと顔をあげると、
パセリと目が合った。
「ごめんね、ごんざえもん。わたしたち、もう行かなきゃいけないの・・・。」
パセリが声をかける。ござえもんは、パセリの顔におとっつぁんの顔を重ねながら
「ぼくもいっしょに行きます!」
と言った。パセリがびっくりしている。
「パセリ様が、ラピスラズリの石をポケットに入れてくださったおかげで、
ぼくはパセリ様と話ができます。ぼく・・・、パセリ様といっしょに行きます。
お願いです、つれてってください。」
「でも、お父さんがあの中に・・・」
パセリはござえもんを気づかってくれたが、ござえもんはゆっくりと首を横にふった。
「あのようすじゃあ、おとっつぁんはたぶん助かってはいません。もしも助かっていたら、
必ずぼくに連絡をくれるか、仲間が知らせに来てくれると思います。
だから、ぼくは、これからはパセリ様といっしょにいます。
おとっつぁんもそのほうが喜んでくれると思うから。
それに、もう、洞窟を守ることもできなくなりましたから・・・。」
ござえもんはこれ以上、パセリを心配させまいと、そこまで一気に話した。

すると、パセリがござえもんを、ぎゅっと抱きしめながら言った。
「ありがとね、ごんざえもん。わたしも、ちょっと前に、アクア国の悲惨なようすを
見てきたばかりなの。すごく悲しい。すごく腹が立つ。
でも・・・、でも、神様は、乗りこえられない試練は、けっしておあたえにならないんだって。
だから、いっしょにがんばろう。いっしょに乗り越えよう。」
ござえもんを励ますパセリの言葉が、心にしみいってくる。
――乗り越えられない試練はおあたえにならない…。
パセリ様…。ご自分だっておつらいのに、ぼくのことまで心配してくださるなんて。
パセリ様は初めて会った時から、ちっとも変わらない。いつもいつも、ぼくのことを
気づかってくださる。
…ぼくにはパセリ様がいる。パセリ様となら乗り越えられる、きっと!

ござえもんはパセリの目をしっかりとみつめ、
「はい、姫様。」
とこたえた。


パセリの家に向かうために歩きだしたござえもんの隣に、そっとラビが並ぶ。
『ござえもん、ほんとにいいの?山を離れて。もしかしたら、お父さんたち…』
そう声をかけてくれたラビに、ござえもんはこたえる。
『うん…。あの洞窟の中にはおとっつぁん以外にも、兄さんや仲間たちがいた。
みんなで洞窟を守るから、おまえはパセリ様を迎えに行って来いって言ってくれた…。
きっとみんな一緒に、あの炎の中に…。』
気がゆるむと、涙がこぼれそうになる。
ござえもんは、奥歯に力をいれて涙をこらえると、ぐっと顔をあげてラビをみた。
『でも、ぼく、パセリ様をお守りする使命を生きるって、初めて会ったあの川で、
パセリ様に約束したんだ。その決心を、おとっつぁんたちはずっと応援してくれた。
だから、だから…、ぼくはその約束を生きる。
言い伝えの五左衛門様の生まれ変わりとしてじゃなくて、
ぼくだけの、ぼくだからこその使命を!』





―「ござえもん物語」  おわり ―


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さてさて、『パセリ伝説 ホームページ』でしか読むことのできない、動物たちの物語。
2回にわたってお届けした「ござえもん物語」は、いかがでしたか~?

mail_14.gif  感想や、ござえもんへのメッセージなどなど、お待ちしていまーす!
メールBOXから送ってくれたり、コメント欄でいろんな人と語りあってもらえたら嬉しいな★



さ~て、お次は、いったい何色の星の動物かな??
次回の更新で登場するよ!お楽しみにね~~♪

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「うわぁーーー!たすけてーー、おとっつぁーん!おっかさーん」
「ご、ござえもーん!」
  おとっつぁんとおっかさんは、あわてて草むらからとびだし、わなへと走る。
のぞきこむと、ござえもんが、わなの底で目を回していた。
おとっつぁんは、おっかさんと顔を見合せて、ため息をついた――。

  その少し前のこと。
「今日から新しい修行だぞ、ござえもん。いいかい、わなにひっかからない稽古だ」
「えっ、新しいの…?やだな…、出来なかったらどうしよう…。」
「だいじょうぶさ、おまえならできる。なんたって、おまえはあの言い伝えの五左衛門様の
生まれ変わりなんだから。」
「う、うん…。」
おとっつぁんに励まされながら、ござえもんはしぶしぶ道に出た。
――そんなこと言ったって…。ぼく、五左衛門様のようになんてなれないよ…。
おそるおそるござえもんは走り出した。うまく走りだせたと思ったとたん、
足元から地面が消え、ござえもんはわなに落ちていった。
 

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   目を回してしまったござえもんをわなから連れ出し、おぶって山道をおりる
おとっつぁんに、おっかさんがそっとたずねる。
「おまえさん、この子、ほんとうにあの言い伝えの五左衛門様のようになれるんでしょうか」
「なーに、大丈夫だよ、母さん。確かに今まではうまくいかないこともあったけど、
こいつは緑色の星を持ってるんだ、いつかきっとなんとかなるさ」
自信ありげなおとっつぁんをみて、おっかさんは安心したようにうなずいた。


  おとっつぁんたちが言った「あの言い伝えの五左衛門様」とは、
青龍湖にまつわる伝説の青年を、湖まで導いたキタキツネのことだ。
その青年が湖に入り、龍の化身となって人々を炎から救ったことから、
この湖が青龍湖と呼ばれるきっかけとなった。
五左衛門様はキタキツネ一族の誇りであり、いつか彼の生まれ変わりが誕生する
と言い伝えられていた。

左足の先に緑色の星の模様をもって生まれたござえもんは、
五左衛門様のようになれるように、と同じ名前がつけられたのだった。


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ある日、おとっつぁんはグーンと背すじを伸ばしながら、ござえもんに言った。
「いいかい、ござえもん。おまえには五左衛門様と同じ色の星がある。
だから、とても大切な使命をもってるんだぞ。
青き星を抱くお方に、おつかえせにゃいかんのだ。」
「ええっ、おとっつぁん、ぼく、すぐ失敗するし、勇気もないし、そんなことできないよー。」
「大丈夫、おとっつぁんがついてる。よーし、今日から修行を始めるぞー!」
おとっつぁんの高らかな宣言により、こうしてござえもんの修行が始まった。


  ござえもんの修行はさまざまにおこなわれた。
体力づくりはもちろん、遠くまで泳いだり、雪固めや青龍湖への道づくりなど、
ござえもんには難しいことばかり。そんな毎日が始まって2度目の冬のこと。
いつもござえもんをはげましてくれたおっかさんが、
修行の準備をしているさなか、雪崩に巻き込まれて亡くなってしまった。
「おっかさん・・・」
雪崩がおきた山の方角をみつめては涙ぐむござえもんに、兄さんたちが声をかける。
「ござえもん、元気をだして修業に行ってこいよ。
おっかさんは、いつもござえもんの修行を支えてくれてたじゃないか。
いつまでも泣いてたら、きっとおっかさんもかなしむぞ」
そう言った兄さんに、ござえもんは思わず叫んだ。
「おっかさんは…。おっかさんは、ぼくにこんな緑色の星さえなかったら、きっと、
きっと死んだりしなかった。星の模様なんて持って生まれなければよかった…。
そしたら、おっかさんは…。うぅっ、ぼく、もう修行なんてしないっ。」
そう言うと、ござえもんは泣きながら、山の道へと駆けて行った。



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  それから数年後の春のこと。
兄さんや姉さんたちは、変わるがわるおっかさんの代わりに家のことをおこなっていた。
ござえもんは、ござえもんが修行に専念できるようにという兄さんたちの優しさや
配慮が嬉しくて、ふたたび以前のようにおとっつぁんと修行に行くようになっていた。
成果は少しずつ出ているように思えたが、あいかわらずござえもんは自信がなかった。

その頃、おとっつぁんはひそかに時間を作っては、パセリが住むとされている家の
様子をさぐりに行っていた。
「今日見てきた様子だと、どうやらパセリ様は近々こちらにやってこられる感じだぞ!」
おとっつぁんが家に帰ってくるなり、興奮気味にござえもんたちに言った。
みんなの顔にも喜びとともに緊張の表情が浮かぶ。
「いよいよだな、ござえもん!」
ござえもんは力強くうなずくと、パセリ様…と口の中でそっと名前をつぶやいた。


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「あっダメ。遅刻しちゃうっしょ。」
  突然、声がして、ござえもんはハッと橋の方をふりかえった。
自分をじっと見ている人がいる。その人は髪を頭の左右でしっぽのようにまとめて、くりっとした大きな目をしている。
――あのお方が、パセリ様…。
ござえもんは、思わずじっとパセリを見つめた。
するとパセリが階段をおりて近づいてくる。
ござえもんはびっくりした。
「わわっ、えっと、ぼ、ぼく、ご、ご、ござえもんです!」
そう言って、パセリに近づこうとして、ハッとする。
『パセリ様のお姿は、今はまだ遠くから見るだけにするんだぞ』
おとっつぁんの言葉を思い出したござえもんは、パセリを振り返りながらも
川向こうに戻るために水に入った。パセリはまだこちらをみている。
ござえもんは焦って、一気に川にもぐって泳いだ。
それをみたパセリは、ござえもんがおぼれたのかと思った。

「子ギツネちゃーん!だいじょうぶー?どこにいるのー?」
川を渡ったござえもんに、自分を呼ぶ声が聞こえてきた。
ふりかえると、パセリがスカートがびしょぬれになるのもかまわず、
川の中を歩いているではないか!
――パ、パセリ様!まさか、ぼくを探して?
ござえもんは目をみひらいて、パセリをみつめた。
「早くー、パセリちゃん。もう完全に遅刻よ。急いで!」
友だちのレンゲが川べりに降りてくるが、パセリはまだ川の中だ。
――あぁ、川の水はとっても冷たいというのに…。
パセリ様、ぼく、おぼれてないですよー。
ぼくなら、大丈夫です、ここにいます。 ここにいますからー!
ござえもんは飛んでいきたい気持ちになりながら、パセリをじっとみつめていた。
レンゲがこちらを指さし、パセリが顔を向ける。ござえもんの姿を確認して安心したのか、
パセリは川からあがり、レンゲと一緒に橋の方へ向かっていった。

その姿をじっと見送りながら、ござえもんは思った。
――ぼくは、ずっと自分は何もできない、ダメって思ってた。
でもパセリ様は、どこのだれかも知らないぼくをたすけるために、スカートがぬれるのも
遅刻するのも、川の水の冷たさだってへっちゃらだ。
かっこいいなぁ、あこがれちゃう。ぼくもあんな風になりたいなぁ。
どうしたらいいんだろう。きっと今みたいに、何もできないって思ってたら、だめなんだ。
もう少し、勇気をだせば。そしたら、なれるかもしれない。
もう少し、自分のこと、信じてみよう。そうだ、ぼく、やってみよう!

そして、ピンとしっぽを立てると
「パセリ様!ぼく、パセリ様のためなら、ぼくの使命を果たします!
そのために、ぼく、もっと修行します。
そして、きっと、きっとパセリ様をお守りできるぼくになります!」
大きな声でそう言うと、ござえもんはいつまでもパセリが去った方をみつめていた。

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ござえもん物語 後編へ つづく・・・・・・。

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★ パセリ伝説、読んでいます。
    すごく面白くて次のページをめくるのが、
    すごく楽しみです。
    これからも応援しているので、頑張ってください。

                              (小4  さくらんぼちゃん)



★ 『パセリ伝説』には毎回何かを教えてもらっているような気がします・・・。
     私はパセリの☆まっすぐな性格★が大好きです!
     私もパセリを見習って、頑張りたい!!と思えるようになりました。

                              
(兵庫県  小6  S.彩加ちゃん)




★ 私はもう、いち早く『パセリ伝説 メモリー7』を読みました!!!
    もう読み始めたら止まらないので、
    勉強なんて事を忘れて読みました。
                              (小6   リリアちゃん)











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★ コロリン、かわいー  フラム国すごっ!  (小6  水色の花束ちゃん)



★ コロリンピンキー、うちにもほしい!! お仕置きセーンス!  
                                                  (愛知県  中2  さゆーらちゃん)


★ ミモザの部屋にいる「お手伝いロボット」たちが
    とても可愛いくてお気に入りです!
                                  (久織ちまき先生 ~パセリの部屋インタビュー記事より~)








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★ ミントの泣き顔をみたら、パセリは一人じゃないって思えてよかったです。
                                    (茨城県 中2   A.明梨ちゃん)


★ まさかミントが、こんなにかわいかったなんて!!意外だぁぁー!
                                    (鳥取県 小5  セロリちゃん)


★ あんなに頼もしいミント、カッコイイ☆  いつのまにか成長してたんだね!
                                    (佐賀県 中2   水の精ちゃん)







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★ 紫の星をもつ、ウメ子とクリスティアーノもかわいかった・・・!
                           
(小6   水色の花束ちゃん)



★ なんか、ウメ子にハマっちゃいました。 あと、クリスティアーノ・・・でしたっけ。
    (やばい!長くて覚えられない!それが面白いところなんですけど)

                                           (神奈川県  中1  カプチーノ★ちゃん)



★ ウメ子、なんで関西弁なんや~~(笑)  超笑えたわぁ。
    すっかりウメ子ファンになってしもた。

                           
(大阪府 中2   ラピスの謎ちゃん)






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★ 私はよく、家族愛というのに感動してしまい、そういう小説、漫画、
    アニメで泣いてしまいます。
    だから、今回のパセリ伝説で、パセリとパセリのお母さんが会うところで、
    すごく感動してしまいました・・・。

                                 (兵庫県  中1  優香ちゃん)



★ 特に、最後のお母さんとパセリのシーンでは、号泣号泣!
    もぉ涙が・・・涙が・・・って感じでした。
    パセ伝にはいつも涙がついてきて、ホントに毎回温かい気持ちにしてもらってます!

                                          (宮城県  中1  キューピーちゃん)



★ 再会したとおもったら・・・
    パセリがかわいそうでかわいそうで・・・
    せっかく再会したのに。
    こんなかなしい話・・・。
    『パセリ~~! 母国のために、みんなのためにがんばって☆応援してるよ(^◆^)』

                                 (東京都  中1  ふる~つタルトちゃん)






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 「わわっ。」

 びっくりして見つめるマリモの前に、


  丸いサングラスをかけたモグラが顔を出した。

  「ちょーっと足をかじったったら、とっとと逃げてしもたわ。」

  地面から顔を出したモグラは、チャッとサングラスをはずすと、

  パセリの家の外のほうをながめながら言った。

  そして、あらたまったようにマリモを見る。

  「あんたが、パセリ様でっか?」

  「わたしは、マリモ。パセリの友だちよ。」

  「はーん、友だち……。」

  モグラは考えこむように間をおいた。







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 とちゅう、ペガサスめがけて一羽の白い鳥が、パセリの肩に舞いおりてきた。

 チョポンだ。


 『姫様……、さがしましたぜ』


 チョポンは全力で飛んできたのか、肩で息をしている。


 「ごめんね、チョポン、勝手にいなくなっちゃって。」


 『それより大変なことが……。』


 チョポンは目をしばしばさせている。


 「落ち着いて、チョポン!」


 パセリはチョポンの羽にそっと手をやった。


 『隼人が……、裏切ってたんです。』


 チョポンは苦しそうに言う。


 「えっ。」


 パセリははっと息をのんだ。

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 「おばあちゃん!しっかりして!」

 パセリの声に、おばあちゃんはむりやり笑みを浮かべる。

 そこにおじいちゃんもかけよってきた。


 「姫様……、なんという……」


 おじいちゃんは複雑な表情で、パセリの手をにぎりしめた。


 パセリはなつかしさと愛しさのあまり、体がくだけてしまいそうだ。


 「いっしょに逃げよ!」


 パセリは小声でささやくと、ペンダントをにぎりしめた。









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★ とてもうらやましくなりました。つい、いつもの自分と照らし合わせてしまいました。
    あんな時、私は大好きな友達のことを思って置いていく事ができたかなって。
    きっと私だったらいっしょにいこう!って言ってしまうと思います。
   パセリ伝説にはいつも大事なことにきずかされてばかりです。 

                                                                        (中1 キューピーちゃん)


★ パセリがマリモを追い返した所から章の終わりまでのパセリとマリモのやり取り。
     最初は歪み合ってた2人が、
      互いを思いやれるようになったのがすごく嬉しかったです!
    (中2 瑠南ちゃん)

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【みんなの声】
★ マリモを思うパセリの気持ちがひしひしと伝わってくる・・・ (中1 ともちゃん)


★ パセリはマリモのためを思って家に帰したんですよ!その最後の場面!
    わたしは、涙で文字が見えなくなりました。
    だからわたしにとっては、誰がなんと言おうと、
     この言葉、この場面が最高です!!
   (中1 Y.K.ちゃん)


★ 冷たい感じがするけど、パセリは言うのもつらいはずなのに、
    マリモを危険な目にあわせたくないと思って言った言葉だから。  
                                                       
(中1 ライトブルーちゃん)


★ HPにも公開されていて、とげがあるような言葉に思うけど、
     実はマリモをおもっているパセリの優しさが奥に秘められているから。
                                                                   
(中1 なずなちゃん)


★ マリモに対するパセリの優しい気持ちがすごく伝わってきました。
     正直言って、何処を一番と言い切れるわけでもなく、
     何処も好きなので、何処も心にとめておきたい言葉で一杯だから……

                                                                             (中2 凛桜ちゃん)



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【みんなの声】
★ マリモは、いつもパセリをきらってたのに大好きって思いながら
  パセリを信じて待っているなんて、わたしは感動しちゃったからです。

                                                                 (小5 あっちゃんAちゃん)


★ あんなにも憎みあっていたパセリとマリモがお互いの事を考えて離れようとしている。
  そこに友情を感じたから
    (中2 ココロちゃん)


★ マリモのパセリに対する、思いが伝わってくる、場面なのですごく感動しました!
                                                                                 
(小6 N.むつみちゃん)



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【みんなの声】
★ 一巻ではマリモちゃんはパセリちゃんにいじわるばかりしていました。
  そんなマリモがパセリちゃんと仲良くなるにつれてすごく性格が変わりますよね。
  マリモちゃんの本当のやさしさ・・・、マリモちゃんが変わったということが、
  この言葉でよくわかって感動できたからこの言葉にしました。
  (中2 おりんごちゃん)


★ 友だちになってくれて、ありがとうって、パセリは言いたかった。
  私は、すっごい気持ちが伝わりました! 
  いつもは、恥ずかしくって、言えないけど、本当は、大好きなんだって、伝えたいですよね。
  感動しました! パセリ、頑張れ~(>▽<)シ   
(中1 H.かなみちゃん)


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【みんなの声】
★ パセリのように特別でなくたって、生き物には、誰だって願いや使命がある。そう思います。
  今の私にだって、私にしかできないことがある。私はその使命を果たす。
  あまりにも当たり前のことだから、気づいてなかったけれど、そういうことだと思うんです。
  そのことに、あのパセリの言葉で気付きました。だから、あの言葉を心にとめておきたいんです。
                                        
(小6 K.クローバーちゃん)

★ まりもちゃんのように始めはいじめっ子だったこなのに、その子にも使命があるってことが、
  どんな人にも使命があるって感じられるからです。
  (中3 風の国の住人ちゃん)
 


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【みんなの声】
★ いつもいがみ合っていた二人が、お互い友になっていたことを表しているような気がします。
  パセリが能力を発揮できる奇麗な石は『こんなもの』。
  以前のマリモなら、パセリのものなんて受け取らなかっただろうし、
  受け取ってもパセリのほうが大事みたいな事言わなかっただろうな・・・。と思っていたり。

     (中3 東雲玻月ちゃん)


★ 負けず嫌いで、気が強いマリモはパセリとのお別れの時もわざと冷たい言葉でお別れをします。
  でも最後の「パセリが帰って来るまでは絶対見ないんだから・・・」のところで
  マリモがパセリのことをどれだけ信じているか、どれだけ大切に想っているかが伝わってきて、
  とても心が温かくなりました。 
   (中1  月乃 光ちゃん)



※  パセリとマリモの友情の軌跡ダイジェストが、コチラから見れちゃいます! →パセリの部屋





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【みんなの声】
★ 私は最初にこの言葉を見た時、すごく感動しました。
  どんな困難も、努力して全力で突き進めば、いつか必ず乗り越えられると知りました。
  最近、何か大きな試練に突き当たるとこの言葉を思い浮かべ、もっと頑張ろうと決心します。
  だから、この言葉をずっと胸にとどめておきたいです。
(中3 白玉ちゃん)


★ 辛い時や逃げ出したい時にこの言葉を思い出したら、きっと前に進んでいけると思うし、
  確かに言葉の通りだと思うから、心にとめておきたい。
   (中1 アイコちゃん)
  

★ この言葉ですごく励まされて、頑張ろうと思うことができたからです。
(中1 凛音ちゃん)


★ どんな事でもあきらめずに頑張れそうだから。   (小5 フィンチちゃん)
  







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【みんなの声】
★ 隼人君の優しい気持ちがこめられているから。 (小4 ゆりっちちゃん)


★ パセリが隼人君のことずっと信じつづけたということがすごいと思いました。
  私も、パセリのように友達などを心から信じたいと思わせる言葉だと思ったからです。
 
(小5 蘭ちゃん)


★ 最後の場面で隼人がパセリに優しくそう話していて
  隼人の気持ちが入っているのがいいなーとおもいました。
(中1 アイちゃん)


★ パセリちゃんはいつでも、相手が自分をどう思っているかとかではなく、
  自分がその人を大切に思っているかどうかという気持ちで
  信じ続けることができるすてきな女の子だと思うから。 
  (小2 H.れいなちゃん)

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★ 誰がなんと言おうとも自分の意思が持てる事はスゴイ事だと思うので!  (中1 ヒナタちゃん)





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★ 自分がどうすることもできなくて、さまざまなことに負けているときは、
  誰かを憎んでいるときだから、自分とむきあって、人のことを傷つけていないかを
  よく考えることが大切だということがよくよくわかるいい言葉だと思うから。  
(小6 F.なおちゃん)





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★ 私は将来、医者になりたいです。
  だから、他人を愛し助けようとするこの信念のこもった言葉が心に響いたからです(*uωu*)

                   (中3 月華ちゃん)






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★ パセリが、決意して、すごく気持ちが伝わってかっこよかったから   (中1 k1021ちゃん)


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